タピオ(Tapio)は、フィンランド神話に出てくる森の精霊。
タピオは東フィンランドに伝わる森の精霊もしくは神であり、狩人が狩りの前にタピオに祈願した。妻は森林の女神ミエリッキである。
タピオは『カレワラ』でもヒーシの大鹿追跡の場面でレンミンカイネンから祈りを捧げられている。
出典
参考文献
- リョンロット 編、小泉保 訳『フィンランド叙事詩 カレワラ (上)』岩波書店〈岩波文庫〉、1976年8月16日。全国書誌番号:75028306。
- リョンロット 編、小泉保 訳『フィンランド叙事詩 カレワラ (下)』岩波書店〈岩波文庫〉、1976年10月18日。全国書誌番号:75028307。
関連項目
- タピオラ
- タピオ (小惑星)




