ヒロサクラ(1940年 -1960年)とは日本の競走馬である。全兄に第3回京都農林省賞典4歳呼馬の優勝馬テツザクラがいる。
経歴
※馬齢は旧表記を用いる。
旧3歳のときセリ市に出されると65800円の価格で落札される。 1943年3月14日の小倉の新呼馬競走(1600m)でデビューして2着。小倉開催では3戦1勝して東上すると、横浜農林省賞典4歳呼馬でダイヱレクの4着。次走の東京の古呼馬六千円下を7馬身差で圧勝して東京優駿競走(日本ダービー)に出走したが、クリフジの8着に惨敗した。
秋は関西を中心に出走するも京都農商省賞典4歳呼馬ではクリフジの大差の2着に敗れている。
1944年の競走は能力検定競走で行われ、阪神記念、帝室御賞典(春)など4戦4勝の成績を残して引退した。
1945年より栃木、胆振(吉田牧場)、日高を経て宮城で供用されていた。
種牡馬としてはオークス馬ヒロイチなどを輩出するなど成功した。
1960年8月、心臓衰弱で死亡。
競走成績
- 1943年(15戦3勝)
- 京都農商省賞典4歳呼馬2着
- 1944年(4戦4勝)
- 帝室御賞典(春)、阪神記念
主な産駒
- ヒロイチ(優駿牝馬〈オークス〉)
- ヒロホマレ(鳴尾記念〈春〉)
- セカイオー(阪神大賞典、京都記念〈春〉、鳴尾記念3回)
- ミナトリユウ(京都特別)
- ダンサー(秋の鞍、金盃)
など
血統表
参考資料
- 『天皇賞史I』 (フジテレビ製作、ポニーキャニオン販売):1995年
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ



