『ザ・スピリット』は宝塚歌劇団の舞台作品。花組公演。
宝塚の併演作品は『友よこの胸に熱き涙を』、名古屋は『花小袖』。
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページを参照
日本語で霊、魂、精神、気力、意気といった意味を持つ「スピリット」に、この作品では物の精、つまり妖精の意味も含む。文字、貨幣、果物、音楽などの妖精たちが登場人物である。
この作品より順みつきが松あきらと共に花組のトップスターとなる。
ピアノの鍵盤の場面では、かつて高木史朗が、シャンソン・レビューで作った様式を再構成した。
公演期間と公演場所
- 1980年11月14日 - 12月21日 宝塚大劇場
- (東京宝塚劇場未公演)
- 1981年2月7日 - 2月16日 名古屋・中日劇場
宝塚大劇場公演のデータ
形式名は「グランド・ショー」。18場。
スタッフ(宝塚大劇場)
- 作・演出:小原弘稔
- 作曲・編曲:吉崎憲治、南安雄、高橋城
- 編曲:橋本和明
- 音楽指揮:十時一夫
- 振付:羽山紀代美、山田卓、アキコ・カンダ
- 装置:石浜日出雄、関谷敏昭
- 衣装:任田幾英
- 照明:今井直次
- 音響:松永浩志
- 小道具:万波一重
- 効果:坂上勲
- 合唱指導:橋本和明
- 演出補:太田哲則、三木章雄
- 演出助手:小池修一郎
- 制作:内山信一
- ヘア・デザイン:和田好弘
脚注
参考文献
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。




